浅黄色の恋物語
 東日本大震災が起きた2011年3月11日、その前日にぼくは岩手県から函館に引っ越したんだ。
ギリギリのタイミングで大震災を免れたわけ。
 でもさ岩手県も宮城県も大変だったよね。
特に陸前高田市は市が丸ごと機能停止した。
 それだけの大津波が襲ってきている最中に最後の瞬間まで防災無線を放さなかった女の子が居る。
住民に最後の瞬間まで避難を呼び掛けて死んでいった女の子だ。
 今、そこまでやれる人がどれくらい居るだろう?
そうそう、能登地震の時にも必死に避難を呼び掛けていたアナウンサーが居たよね。
あんな行動を出来る人がどれくらい居るだろう?
 1年も経てば能登地震の話もしなくなった。 それでいいのかい?
ここ数十年、とんでも災害が多過ぎるように思うのはぼくだけじゃないはず。
 特に最近の10年はひど過ぎないか?
あちらこちらで地震が多発しているし人災のような天災も多い。
 山火事だって規模が大きくなってるしなかなか消せなくなっている。
そして土管崩落事故。 これからも起きると思うよ。
ということはさ、巨大災害を念頭に置いて巨大な装備を持っておく必要が有るんじゃないのかね?
 そういう意味では『サンダーバード』は参考になると思うよ。
部隊は21世紀なんだもん。 とんでも遠くの未来じゃないんだ。
 せめてジェットモグラとジェットブルドーザーは持っておいても損は無いと思うなあ。
それから磁力牽引車ね。 なあ総務省さん。

 アホらしいって思ってるでしょう? そんなことは無いんだよ。
最近は山火事も大規模になってるんだ。 2号で思い切り消火剤を吹き付けるのもいいだろう。
 土管崩落事故には離れた場所からジェットモグラで潜り込んでやるしかないよね。
必要な所は爆破して磁力牽引車で引っ張り出すとか、、、。
 天災だ天災だって騒いでるけどよく見てよ。 ほとんどは人災じゃないか。
 豪雨だって元はと言えばアスファルトジャングルが原因なんだし、、、。
温暖化してるのもアスファルトジャングルが中心的な原因だと思うよ。
地球だって生きてるんだ。 熱を逃がさないとパンクするのは当たり前だろう。
 アスファルトを半分に減らしたら温暖化はいきなり収まるよ。
それが証拠に地面から逃がせない熱が海水に逃げてるんだからね。
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