浅黄色の恋物語
第15章 熱くなる。
久子姉さんの手を握っているとドキドキすることが有る。
一人の患者さんに過ぎないのにどうしてなんだろう?
母さんとは七つ違いになるのかな? 母さんが生きてたら72だから。
ぼくから見ると23歳年上。 だからなのかな?
年上が好きなぼくはドキドキするんです。
話していてもどうも緊張してしまう。
誰も見ていなかったら、、、なんて不意に考える。
ドライバーがいつも一緒に居るから事件を起こさないだけ。
そうなんだろうな、たぶん。
「私はおばあちゃんなのよ。」って言われて終わりのはずなんだけど、、、。
でもぼくは思う。 おばあちゃんだから、おじいちゃんだから、そんなことは言ってほしくない。
一人の女性として、一人の男性として。
女性として生まれたのであれば最後まで女性で居てもらいたい。
そう思うんだよね。 老いてくれば体だって重くなる。
それは分かるけどだからって気持ちまで老いてほしくはない。
だから「エッチに興味が無くなったら人間は終わりだよ。」って言われたのかもしれないな。
そう思いながら久子姉さんたちを見てるよ ぼくは。
何気なく見てるけどみんなどっか可愛い所が有るんだ。
憎たらしく思えることも有るけどさあ、そんなのは口に出さないの。
相手はぼくらよりずっと長く生きてきた先輩だよ。
嫌なことだって平気で言われたりするけどさ、いちいち怒らないの そんなことで。
それよりもまずは真正面から付き合うことだね。 舅だってそうだろう。
(嫌だな。)ってこちらが思ったら相手だって(嫌だな。)って思うんだ。
だからこちらが大きく構えるんだよ。 ドンと構えたら怖い物は無い。
そして良い所を探すんだ。 悪い所は探さなくていい。
探さなくても見えてるから。
そこから全てが始まるんだ。
そして気付いたら好きになっていた。 それでいいと思う。
恋なんてしたくて出来るもんじゃないからね。
さあさあ夜ですよ。 刺身を買ってきました。
今夜はサクラマスとヤリイカとホタテで飲みます。
贅沢なもんですよ。 生協の店長がね、「お客さんになりたい。」って言ったくらいです。
お酒は白川郷の濁酒。 刺身が美味いと酒も美味い。
隣にもう一人居るともっといいんだけどなあ。
代表が帰ってきました。 治療院4人目のマッサージ師です。
これから治療院もどんどん変わっていきますね。
これまでみたいにぼんやりしている暇は無い。
ぼくだって忙しくなってくる。 心得ておかないとね。
一人の患者さんに過ぎないのにどうしてなんだろう?
母さんとは七つ違いになるのかな? 母さんが生きてたら72だから。
ぼくから見ると23歳年上。 だからなのかな?
年上が好きなぼくはドキドキするんです。
話していてもどうも緊張してしまう。
誰も見ていなかったら、、、なんて不意に考える。
ドライバーがいつも一緒に居るから事件を起こさないだけ。
そうなんだろうな、たぶん。
「私はおばあちゃんなのよ。」って言われて終わりのはずなんだけど、、、。
でもぼくは思う。 おばあちゃんだから、おじいちゃんだから、そんなことは言ってほしくない。
一人の女性として、一人の男性として。
女性として生まれたのであれば最後まで女性で居てもらいたい。
そう思うんだよね。 老いてくれば体だって重くなる。
それは分かるけどだからって気持ちまで老いてほしくはない。
だから「エッチに興味が無くなったら人間は終わりだよ。」って言われたのかもしれないな。
そう思いながら久子姉さんたちを見てるよ ぼくは。
何気なく見てるけどみんなどっか可愛い所が有るんだ。
憎たらしく思えることも有るけどさあ、そんなのは口に出さないの。
相手はぼくらよりずっと長く生きてきた先輩だよ。
嫌なことだって平気で言われたりするけどさ、いちいち怒らないの そんなことで。
それよりもまずは真正面から付き合うことだね。 舅だってそうだろう。
(嫌だな。)ってこちらが思ったら相手だって(嫌だな。)って思うんだ。
だからこちらが大きく構えるんだよ。 ドンと構えたら怖い物は無い。
そして良い所を探すんだ。 悪い所は探さなくていい。
探さなくても見えてるから。
そこから全てが始まるんだ。
そして気付いたら好きになっていた。 それでいいと思う。
恋なんてしたくて出来るもんじゃないからね。
さあさあ夜ですよ。 刺身を買ってきました。
今夜はサクラマスとヤリイカとホタテで飲みます。
贅沢なもんですよ。 生協の店長がね、「お客さんになりたい。」って言ったくらいです。
お酒は白川郷の濁酒。 刺身が美味いと酒も美味い。
隣にもう一人居るともっといいんだけどなあ。
代表が帰ってきました。 治療院4人目のマッサージ師です。
これから治療院もどんどん変わっていきますね。
これまでみたいにぼんやりしている暇は無い。
ぼくだって忙しくなってくる。 心得ておかないとね。