浅黄色の恋物語
妹が実家を出ていった時、何が起きたのかぼくには分からなかった。
でも妹から話を聞いたら納得できた。
当時、妹は朝からバイトをしながら定時制高校に通っていた。
その妹にばあさんが「車の免許を取れ。」って言い出した。
妹はそれに従って教習所にも通った。
そして免許を取ったまでは良かったんだけど、その後が悪過ぎた。
「あたしが車を買ってやったんだから言うことを聞け。」 そう言ってばあさんは妹を足にしてしまった。
バイトして買い物に何時間も付き合わされ、その足で定時制に通う。
「いつ寝たらいいんだ?」って状態になってきた妹は腹を立てて家出した。
ばあさんが妹に買ってやったという車も実は、、、、で。
「妹の成人式に使ってよ。」って渡した金を使っていたんだ。 都合良過ぎるよね。
それでいながら「私が車を買ってやったんだ。 私に金を払え。」って妹に行ってきた。
そりゃあ妹だってブチ切れるわ。 自慢するのもいいけど嘘ではねえ。
妹が家出した後、高校から学費などの請求が来た。
話を聞いて驚いた。 買った車の代金と同じだった。
「何で私が払わないといけないのよ!」って怒ってもやってしまったことはしょうがない。
ばあさんはその場凌ぎの嘘を吐く人だってことを思い知ったのはこの時だった。
そんなに友達も居なかったことも理解できた気がする。
その後、その車がどうなったか?
警察から電話が掛かってきたばあさんは蒼くなってぼくに言った。
「妹が車を盗まれたんだって。」 実はこれはばあさんを切るための罠だった。
盗まれたという車は実家の近くで見付かった。
でも妹は現れず、最後にはばあさんが廃車せざるを得なくなった。
因果応報とは言うけれど手厳しい報いを受けたことになる。
嘘だけは絶対にいけないな。
さて相撲界は沸き上がってますねえ。 24歳の横綱だって。
あんまりにも早過ぎる気がするなあ。
ここから最低でも15年。 やっていけるかな?
大関だって病気やケガで序二段まで落ちる人も居るくらいだ。
横綱は、、、。
体の管理はもちろん、鍛えながら後輩の指導もしていくことになる。
今、師弟関係を云々する世界が少なくなっていることを考えると相撲界だけは師弟関係をきちんと実の有る物にしてもらいたいと思う。
師匠は厳しい存在だ。 弟子が躓けばそれは全部師匠の責任になるからね。
でも今は厳しい指導をとことん嫌がる風習が有る。
ガツンと言える人も減っている。 周りに囚われて厳しいことが言えなくなっている。
だからどの業界でもモヤシみたいな人間しか育たない。 モヤシでは困るんだ。
しっかりと自分で立ってもらわないと困るんだ。
何か有るとすぐに閉じこもり、「あいつがこいつが、、、」ってグチグチ言うようでは使い物にならないんだよ。
どの業界でも働き手が不足しているのに閉じこもりは増えている。 変な社会だねえ。
ぼくだって厳しい師匠が居たからここまでやってこれたんだ。
死んだら真っ先に師匠に会いに行くよ。 お礼を言わなきゃね。
学生時代、何をやっても褒めてもらったことは一度も無いんだ。
それが悔しくて自分を磨いてきた。 それを最後には師匠も認めてくれたよ。
だから今が有る。
でも妹から話を聞いたら納得できた。
当時、妹は朝からバイトをしながら定時制高校に通っていた。
その妹にばあさんが「車の免許を取れ。」って言い出した。
妹はそれに従って教習所にも通った。
そして免許を取ったまでは良かったんだけど、その後が悪過ぎた。
「あたしが車を買ってやったんだから言うことを聞け。」 そう言ってばあさんは妹を足にしてしまった。
バイトして買い物に何時間も付き合わされ、その足で定時制に通う。
「いつ寝たらいいんだ?」って状態になってきた妹は腹を立てて家出した。
ばあさんが妹に買ってやったという車も実は、、、、で。
「妹の成人式に使ってよ。」って渡した金を使っていたんだ。 都合良過ぎるよね。
それでいながら「私が車を買ってやったんだ。 私に金を払え。」って妹に行ってきた。
そりゃあ妹だってブチ切れるわ。 自慢するのもいいけど嘘ではねえ。
妹が家出した後、高校から学費などの請求が来た。
話を聞いて驚いた。 買った車の代金と同じだった。
「何で私が払わないといけないのよ!」って怒ってもやってしまったことはしょうがない。
ばあさんはその場凌ぎの嘘を吐く人だってことを思い知ったのはこの時だった。
そんなに友達も居なかったことも理解できた気がする。
その後、その車がどうなったか?
警察から電話が掛かってきたばあさんは蒼くなってぼくに言った。
「妹が車を盗まれたんだって。」 実はこれはばあさんを切るための罠だった。
盗まれたという車は実家の近くで見付かった。
でも妹は現れず、最後にはばあさんが廃車せざるを得なくなった。
因果応報とは言うけれど手厳しい報いを受けたことになる。
嘘だけは絶対にいけないな。
さて相撲界は沸き上がってますねえ。 24歳の横綱だって。
あんまりにも早過ぎる気がするなあ。
ここから最低でも15年。 やっていけるかな?
大関だって病気やケガで序二段まで落ちる人も居るくらいだ。
横綱は、、、。
体の管理はもちろん、鍛えながら後輩の指導もしていくことになる。
今、師弟関係を云々する世界が少なくなっていることを考えると相撲界だけは師弟関係をきちんと実の有る物にしてもらいたいと思う。
師匠は厳しい存在だ。 弟子が躓けばそれは全部師匠の責任になるからね。
でも今は厳しい指導をとことん嫌がる風習が有る。
ガツンと言える人も減っている。 周りに囚われて厳しいことが言えなくなっている。
だからどの業界でもモヤシみたいな人間しか育たない。 モヤシでは困るんだ。
しっかりと自分で立ってもらわないと困るんだ。
何か有るとすぐに閉じこもり、「あいつがこいつが、、、」ってグチグチ言うようでは使い物にならないんだよ。
どの業界でも働き手が不足しているのに閉じこもりは増えている。 変な社会だねえ。
ぼくだって厳しい師匠が居たからここまでやってこれたんだ。
死んだら真っ先に師匠に会いに行くよ。 お礼を言わなきゃね。
学生時代、何をやっても褒めてもらったことは一度も無いんだ。
それが悔しくて自分を磨いてきた。 それを最後には師匠も認めてくれたよ。
だから今が有る。