極愛〜狙われたら最後〜
二人の写真を携帯で見ながらベッドでウトウトし始めた頃、龍臣が帰ってきた。

まただ。

龍臣は時間ができるとこうしてやたらと帰ってくる。

私は寝たフリを決め込む。

するとカチャっと寝室のドアが開いてまたすぐにしまった。

ははは。
子供たちを見に行くなあれは。

「ん…」

いつの間にか私は後ろから龍臣に抱きしめられて眠っていた。

「起きた? ただいま」

「おかえり。何時?」

「15時半」

まだ少ししか寝てなかったのか。

するともぞもぞと布団の中で動き出す龍臣の手。

首筋に舌が這い大きな手で胸を揉みしだかれると頂点の蕾を指の間で挟まれる。

「はぁっ…ん」

寝ぼけた頭にこの甘い刺激が余計にクラクラしてくる。

仰向けにされて私に跨ると龍臣は私の服をスポンと脱がせてしまう。
そして自分も脱いだ。

「綺麗だ」

「こんな傷だらけで…」

今の私には、龍臣をかばって撃たれた時の傷と、二人目である龍哉を産む時に出来た帝王切開の傷がある。

その傷の上からタトゥーを入れた。

「全て愛の証だろ」






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