王子様たちに毎日甘く溺愛されて
や、やばいよそれは!!



「俺も女の子に仕事手伝ってもらえたら嬉しいしさ!」



なぜか嬉しそうにしている瀬野先輩にぽかんとしてしまう。



く、クズすぎる…!!



こうやって数々の女の子を落としてきたのかと思うとこの人が生徒会長で大丈夫かと心配になる。



「じゃ決定ねー」



どうやら私は半ば強制的に生徒会のお仕事を手伝うことになってしまったらしい。



…最悪すぎる。



「じゃ!俺は戻るから。お二人さんもホームルーム間に合うようにしなね」



そして瀬野先輩はるんるんと屋上から出ていってしまった。



瀬野先輩がいなくなって、途端に静かになる。


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