寵愛の姫 Ⅲ【完】



「将来、朔くんが会社を継ぐ気でいるのは、周りは知らない。」



「うん。」



「勿論、会社を継げるかも分からないけどね。」



会社を継ぐって、そんな簡単で、生易しいものではないと思うから。



「朔くんのご両親は、会社を継ぐ事を反対してないんだって。」



「そうなの?」



「むしろ、凄く応援してくれてるみたい。」



応援してくれたんだと、どこか照れくさそうに朔くんは笑ってた。
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