両片思いだったのに略奪されて溺愛されました


要するに、俺はこのままでいい



ビルを出て悠祐のイベントに向かう集団からこっそりと離脱し、怒ったままの杏を引っ張って松濤に向かう道に入った



ブツブツと杏が何かを言っているから、耳をすます



「……泊めるとは一度も了承してない。


ハゲ!」




え、俺……



「……ハゲてない」




よな?

え?

ハゲてんの?





「えっ」


「さっきから、全部口に出てるから」


「い、いつから……」


「了承あたり」
< 255 / 814 >

この作品をシェア

pagetop