両片思いだったのに略奪されて溺愛されました



食いたいと言ってくれ(マジで腹へった)





「奢るからさ」


「ぷりぷり」


「ふは!何だよソレ!」



まんざらそうでもない杏が、視線を横に向けて、もはや店に気がとられているのがわかる


俺は吹き出して杏の腕を引っ張ったまんま店の戸をガラガラとひいた



店に入って、席に座る。

メニューは決まっている。ここは、



「俺、塩ラーメン」


塩ラーメンがうまいの。


「……私も」

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