両片思いだったのに略奪されて溺愛されました
ガチャリ、と音がしたと同時に声がして、
ヤバい、と身体を起き上がらせた。
目の前には、見覚えのある、眼鏡面。
さっきはろくに見なかったけど、よくよく見たら小綺麗な格好をした坊っちゃんのような坂口君がそこに立っていた
「ここ、今から使いますよ?」
「へっ?あ!ごめん、会社サーバー見てなかった」
会議室の使用状態は会社サーバーで管理されていて、使うときは確認しないといけないんだけど――忘れてた