両片思いだったのに略奪されて溺愛されました
直美は一年生のころからずっとクラスが一緒の腐れ縁。
一番お互いを理解しあっている友人――すぎて、逆にあまり連絡を取らない
「彼氏と別れた」
「へえ……」
昔なら、そんな事が起きていたら大騒ぎで連絡が来ていたのに――少しは落ち着いたのかな、と直美の顔を見た
「聞いてよ」
「えっ」
ほったらかしにしていた私に、直美が口を尖らせる
「何を」
思わずそんな直美が可笑しくて、口元を緩めた