両片思いだったのに略奪されて溺愛されました
そして、そのイラつきを全て言葉にして伊藤さんにぶつけてしまった。
どうしてか、伊藤さんには、感情をぶつけてしまう。
お会計を済ませて坂口君の座っている目の前に立つ
「今日はお助け頂いて、ありがとうございました」
会計の終わった伊藤さんが、俺に深々と頭を下げる
「お助けって……。水嶋さんに、言われただけですので、お気になさらず」
チクリ、と。また罪悪感。
俺と違って悪い人じゃ、ないのはわかってる。
「――ねぇ、水嶋のこと好きなの?」
は?