The previous night of the world revolution2〜A.D.〜
その日帰宅してすぐ、俺はフューニャにこの良い知らせを話して聞かせた。
「フューニャ。上司に話が通ったよ。フューニャの国籍…作ってもらえるみたいだ」
「!本当ですか」
「あぁ」
「…」
フューニャは感極まって泣きそうな顔になっていた。
「…ありがとうございます、ルヴィアさん」
「俺は上司に頼んだだけで、実際動いてくれるのは上司だから」
俺に感謝の言葉を言うのは間違ってる。
しかし。
「ルヴィアさんがいなかったら、私はずっとこのまま…国籍のないままでした。本当にありがとうございます…」
「そんな…フューニャ。俺は大したことは…あ」
「?」
そうだ。思い出した。
「フューニャ。名前…。国籍に登録する名前なんだけど、どうする?さすがに本名で登録する訳にはいかないだろ」
「…名前…ですか」
確か本名は…フューシャ・リフューニャ・ルミリュクァットだっけ。
何処かを切り取るか…。でもルミリュクァットは名字にも名前にも使えないな。さすがに。
「名前はフューシャ…だっけ?名字をどうするか…」
「…フューニャが良いです」
「え?」
「名前…フューニャが良いです」
…え。そうなの?
「良いのか?フューニャって…俺がつけた渾名みたいなものなのに」
「えぇ、だから良いんです…。…あなたがつけてくれた名前だから」
「…」
…まぁ、本人がそれで良いって言うなら…そうするか。
名前はフューニャ、で登録しよう。
残る問題は、
「名字をどうするか、だな…」
ルミリュクァットはさすがに使えない。ルティス帝国では有り得ない響きだから。
フューシャ…も名字に使うのは無理だ。
名前がフューニャだから。繋げて読むとフューニャ・フューシャになってしまう。
「どんな名字が良い?出来れば、ルティス帝国風の…」
「…」
フューニャは、何か言いたそうな顔をした。
しかし…それを口にすることはなかった。
「…少し考えさせてもらえますか。ルティス帝国風の名字と言われても、すぐには出てこないので…」
「…分かった。でも、出来るだけ早めに頼む。…俺も少し考えてみるよ」
「はい」
フューニャの…名字…か。
…一体、どうするべきだろうな。
「フューニャ。上司に話が通ったよ。フューニャの国籍…作ってもらえるみたいだ」
「!本当ですか」
「あぁ」
「…」
フューニャは感極まって泣きそうな顔になっていた。
「…ありがとうございます、ルヴィアさん」
「俺は上司に頼んだだけで、実際動いてくれるのは上司だから」
俺に感謝の言葉を言うのは間違ってる。
しかし。
「ルヴィアさんがいなかったら、私はずっとこのまま…国籍のないままでした。本当にありがとうございます…」
「そんな…フューニャ。俺は大したことは…あ」
「?」
そうだ。思い出した。
「フューニャ。名前…。国籍に登録する名前なんだけど、どうする?さすがに本名で登録する訳にはいかないだろ」
「…名前…ですか」
確か本名は…フューシャ・リフューニャ・ルミリュクァットだっけ。
何処かを切り取るか…。でもルミリュクァットは名字にも名前にも使えないな。さすがに。
「名前はフューシャ…だっけ?名字をどうするか…」
「…フューニャが良いです」
「え?」
「名前…フューニャが良いです」
…え。そうなの?
「良いのか?フューニャって…俺がつけた渾名みたいなものなのに」
「えぇ、だから良いんです…。…あなたがつけてくれた名前だから」
「…」
…まぁ、本人がそれで良いって言うなら…そうするか。
名前はフューニャ、で登録しよう。
残る問題は、
「名字をどうするか、だな…」
ルミリュクァットはさすがに使えない。ルティス帝国では有り得ない響きだから。
フューシャ…も名字に使うのは無理だ。
名前がフューニャだから。繋げて読むとフューニャ・フューシャになってしまう。
「どんな名字が良い?出来れば、ルティス帝国風の…」
「…」
フューニャは、何か言いたそうな顔をした。
しかし…それを口にすることはなかった。
「…少し考えさせてもらえますか。ルティス帝国風の名字と言われても、すぐには出てこないので…」
「…分かった。でも、出来るだけ早めに頼む。…俺も少し考えてみるよ」
「はい」
フューニャの…名字…か。
…一体、どうするべきだろうな。