コリウスの花束を、キミに
ヤバイヤバイ、
これはかなり怒ってらっしゃる……

「えと、一応これには事情がありまして……」

「なるほど……」

先生は私の言葉にうんうんと頷いてから、

「ですが、いつもより早いバスに乗るなど出来たでしょう!!」

ひぃっ!!

先生が余りにも大きな声で怒鳴るものだから、
ほぼ全ての生徒の視線が私たち二人に向いた。

もう、目立ちたくないのに……
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