仕返しのつもりだったのに、溺愛されているようでなんだか幸せです
沙羅の言葉を聞いた霧島社長は口角を上げた。
「これで決まりだな。お互いにこの結婚にはメリットがある。…よろしく七海さん…いいや沙羅。」
高柳は二人に向かってさらに大きく息を吐いた。
「二人とも、もうどうなっても知らないぞ…北斗の無茶ぶりは今始まった事じゃないが、七海さんにも驚かされるよ。」
社用車の中での会話を聞いていた庄司さんは小さくポツリと声を出し微笑んだ。
“…お二人はお似合いだと思いますよ。”