ヤンキーくんたちに溺愛されてます!
本当、我ながら世界で一番性格が悪いと思う。


素直に二人の幸せを応援なんてしてあげられない。したくない。



「奪う。あいつにそんなやつがいたとしても、俺だけを見てもらう。どこにいたって奪い取りにいく」



琥珀は迷うことなく真っ直ぐに答えた。



…やっぱり琥珀は変わったよ。


私の選んだ道はこれで間違っていなかった。



「そっか。…私ね、実は再会してからちょっと琥珀のこと好きになりかけてたんだよ。あんな嘘をついて傷つけた私を、今は許してくれて普通に接してくれて感謝してる」



だから、もう十分。



「琥珀のことずっと好き、だったよ」



これが琥珀につく最後の嘘。


私の想いは過去のものとして琥珀に伝えるよ。



それに琥珀が星奈ちゃんを好きになった理由、なんとなくわかるんだ。
< 140 / 219 >

この作品をシェア

pagetop