今夜だけのはずが極上の彼に愛されて
そして会場に向かえば久しぶりの面子に笑顔で出迎えられた。
あ、良かった。
みんな笑ってる。
「紅羽さん! オシャレ! さすがすぎます!」
「どこのモデルさんかと思いましたよ!」
「ドレス素敵! 髪型もかっこいいー!」
なんて口々にお褒めの言葉を頂く。
「ははは。ありがとう」
もう直人と別れて一年以上経つし、初めて結婚したいと言われた時からなんていつの間にかニ年も経っていた。
いまだに結婚願望はない。
二人が出てきて、幸せそうな顔を見て私も嬉しくなった。
「よく、紅羽さん来たよね」
「てか普通元カノ呼ぶ?」
「紅羽さん可哀想」
こそこそと周りからそんな声が聞こえてきた。
はぁ。
これは今だに変わらないのか…
あ、良かった。
みんな笑ってる。
「紅羽さん! オシャレ! さすがすぎます!」
「どこのモデルさんかと思いましたよ!」
「ドレス素敵! 髪型もかっこいいー!」
なんて口々にお褒めの言葉を頂く。
「ははは。ありがとう」
もう直人と別れて一年以上経つし、初めて結婚したいと言われた時からなんていつの間にかニ年も経っていた。
いまだに結婚願望はない。
二人が出てきて、幸せそうな顔を見て私も嬉しくなった。
「よく、紅羽さん来たよね」
「てか普通元カノ呼ぶ?」
「紅羽さん可哀想」
こそこそと周りからそんな声が聞こえてきた。
はぁ。
これは今だに変わらないのか…