今夜だけのはずが極上の彼に愛されて
確かに。

「私もあの日パタンナーという仕事を教えてもらわなかったら、あんな心を突き動かすようなデザイン画を目にしていなかったら、服を作る仕事に就こうとは思わなかった」

お互い見つめ合う。

「ずっと一緒にいよう」

「うん」

そして吸い寄せられるかのようにどちらからともなく顔を寄せてキスを交わした。

甘くとろけるようなキスに酔いしれる。

誠から与えられる全てが私の心を満たし幸せに導いてくれる。

私も誠にとってそんな存在でありたいと、心から思った。
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