今夜だけのはずが極上の彼に愛されて
そして息つく暇さえ与えられず、またすぐに律動を再開させる誠。

嘘でしょ!?
このまま!?

「全然足りない。本番はこれからだよ」

そう言ってリベンジをするかの如く、ひたすら私は誠に愛を注がれた。

お互いの身体にはたくさんのキスマークの跡と噛みついた跡。

「ずっと中にいたい…」

後ろから横向きになって私を抱きしめながら肩越しにキスを降らせて耳元で囁かれる。

「んっ…」

この温もりが心地よくて私も離したくないと思ってしまう。

それでももう体力の限界で睡魔が襲ってきてしまい、抵抗も虚しく私は目を閉じた。

「クク、ゆっくりお休み紅羽ちゃん。よく頑張りました」

優しい声が聞こえてきてぎゅっと抱きしめられ、安心と安らぎを感じながら夢の中へと入ったのだった。

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