今夜だけのはずが極上の彼に愛されて
紅羽が必死にMattを守ろうとしてくれたその気持ちを汲んで口には出さないが、もう九条の会社との取引は止める。

正直言ってあそこと取引をやめたところでうちには影響無い。

むしろ痛手を負うのは向こうの方だ。

本当になめた真似しやがって。


怒り狂いそうな気持ちを押さえ込みそっと紅羽をベッドに寝かせ、優しくキスを繰り返す。

「守ってやれなくてごめんな」

紅羽は横に首を振る。

そこからゆっくりとキスを身体に移動して、胸の膨らみの頂点の蕾の周りを焦らすように舐めていく。

無意識のうちにもぞもぞと動く紅羽の下半身。

そっと頂点の蕾を口に含んだ。

「あっ…」

こんな可愛い声、誰にも聞かせたく無い。

俺の紅羽だ。
もう絶対に他の誰にも触れさせない。

片側は蕾を挟むように触れ下から上に持ち上げるようにゆっくりと揉んでいく。
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