今夜だけのはずが極上の彼に愛されて
「顔…見たい…」

そんな事を言う紅羽が可愛くて仕方ない。

俺はまた紅羽を仰向けにさせて唇にキスをする。
紅羽の舌を捕まえ吸い上げながら。

「んっ…」

同時に脚を大きく円を描くように下から上に、外側から内側に手を滑らせまた中心のその場所に指を入れた。

口を離し紅羽を見つめ見下ろしながら刺激を加えていく。

「あっ…はぁっ…」

鼻と鼻がぶつかり、紅羽の吐息が唇をかすめる。

吐息ごと食べるようにまたキスをする。

「ふっ…あっ…」

「紅羽…好きだよ」

「誠っ…」

紅羽はぎゅーっと俺にしがみつくように抱きついてきた。

俺も紅羽の頭の下に回した手で抱きしめ、もう片方の中に入った指で蜜を掻き出していく。

「あっ…やっ…はぁっ…!」

紅羽が身体を震わせキューっと中が収縮し、痙攣する。
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