今夜だけのはずが極上の彼に愛されて
途中で弟のマンションに立ち寄ってブーケを押し付けてやろうと思いつき突撃する事にした。

弟の最寄駅も私と同じなのでそこはなかなか便利が良い。

私たちの両親は冒険家みたいな事をしているちょっとだけ変わった仕事をしている。

なので私たちが自立した今は、ほとんどが海外で過ごす両親は実家を手放した。

弟は私の二歳下の二十五歳。
名前は蒼翔(あおと)。
両親からいいとこ取りした、弟ながらになかなかのイケメンに成長した。

小さな頃はよく女の子に間違えられてブチ切れてたけどね。

身長も168㎝の私を蒼翔が中学に上がれば一瞬で抜かされて、今では…

その時ふと昨日の彼を思い出した。
ちょうど蒼翔と同じくらいの身長だったな。

いけない。
思い出すな。
忘れろ紅羽。
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