君との恋は面倒すぎる
*
観光地を回った後、夕飯を食べ、函館の夜景を見にロープウェイに乗って山を登る。
その登っている途中が既に綺麗。平日だからか人はそんなに多くはないけど、海外の人で賑わっていた。観光地を見て回っていると、そこでもかなりの外人がいたし、ツアーとかもかなり盛んなようだった。
そのままロープウェイに乗り、頂上に着くと本当に夜景は綺麗だったけど、三月の夜はまだ冷える。
「寒いけど綺麗だね!」
「まだ3月だからね。本州は、桜が咲き始めてんのにこっちの方はまだ雪が積もってるし、変な感じ」
そう言いながら少し鼻を赤くして、ポケットに手を突っ込んでいる。
「本当だよね」
確かに外国に来た様な、そんな違いを感じて、少し不思議な感じがする。同じ日本なのにこんなにも違うなんて。
「あ、そうだこれ」
そう言って何やら小さめの箱を渡される。
「ん?なにこれ」
受け取り、蒼空くんの顔を見ると開けてみと目配せされてそっと箱を開く。
中にはピンクゴールドのブレスレットが入っていた。装着具の反対側にはインフィニティ型のアクセサリーが付いていて、全然頭が回らない。
「何で…?」
「遠距離前にこういうのあれば少しは安心かなって思って、今日会う前に取りに行ってきた」
「ええええええ!?」
こんなサプライズ、想像もしてなかったからかなり驚いた。
蒼空くんがそんな風に考えてくれてたって、思わなかったし、今日の午前中の用事もこれの事だったなんて…、嬉しくてまた泣きそう。
「また泣きそうになってるし」
「蒼空くんのせいだし…」
ブレスレットを持ってつけようとするにも中々上手く付けられず、もたついていると、蒼空くんが左手首につけてくれる。その時に見えた蒼空くんの右手首を、思わず掴んだ。
「…え?」
「見つかった」
そう言って笑う顔に目を奪われた。
シルバーの同じブレスレット。こういうアクセサリーのおそろいとかそんなの絶対してくれないと思ってた。
こんなサプライズでお揃いだなんて聞いてない。
「嬉しい…」
キーホルダーのおそろい以外に増えたおそろい。
嬉しくていつもみたいに抱き着くとすごい勢いだったのにそれでも受け止めてくれて、また背中に腕を回してくれる。いつ抱きついても受け止めてくれる蒼空くん。
慣れたように抱きとめてこうやって優しくしてくれるから、いつもいつも甘えてしまう。
この場所は私だけの場所であってほしい。
観光地を回った後、夕飯を食べ、函館の夜景を見にロープウェイに乗って山を登る。
その登っている途中が既に綺麗。平日だからか人はそんなに多くはないけど、海外の人で賑わっていた。観光地を見て回っていると、そこでもかなりの外人がいたし、ツアーとかもかなり盛んなようだった。
そのままロープウェイに乗り、頂上に着くと本当に夜景は綺麗だったけど、三月の夜はまだ冷える。
「寒いけど綺麗だね!」
「まだ3月だからね。本州は、桜が咲き始めてんのにこっちの方はまだ雪が積もってるし、変な感じ」
そう言いながら少し鼻を赤くして、ポケットに手を突っ込んでいる。
「本当だよね」
確かに外国に来た様な、そんな違いを感じて、少し不思議な感じがする。同じ日本なのにこんなにも違うなんて。
「あ、そうだこれ」
そう言って何やら小さめの箱を渡される。
「ん?なにこれ」
受け取り、蒼空くんの顔を見ると開けてみと目配せされてそっと箱を開く。
中にはピンクゴールドのブレスレットが入っていた。装着具の反対側にはインフィニティ型のアクセサリーが付いていて、全然頭が回らない。
「何で…?」
「遠距離前にこういうのあれば少しは安心かなって思って、今日会う前に取りに行ってきた」
「ええええええ!?」
こんなサプライズ、想像もしてなかったからかなり驚いた。
蒼空くんがそんな風に考えてくれてたって、思わなかったし、今日の午前中の用事もこれの事だったなんて…、嬉しくてまた泣きそう。
「また泣きそうになってるし」
「蒼空くんのせいだし…」
ブレスレットを持ってつけようとするにも中々上手く付けられず、もたついていると、蒼空くんが左手首につけてくれる。その時に見えた蒼空くんの右手首を、思わず掴んだ。
「…え?」
「見つかった」
そう言って笑う顔に目を奪われた。
シルバーの同じブレスレット。こういうアクセサリーのおそろいとかそんなの絶対してくれないと思ってた。
こんなサプライズでお揃いだなんて聞いてない。
「嬉しい…」
キーホルダーのおそろい以外に増えたおそろい。
嬉しくていつもみたいに抱き着くとすごい勢いだったのにそれでも受け止めてくれて、また背中に腕を回してくれる。いつ抱きついても受け止めてくれる蒼空くん。
慣れたように抱きとめてこうやって優しくしてくれるから、いつもいつも甘えてしまう。
この場所は私だけの場所であってほしい。