BL短編集

陽翔は俺の顔を見るなり、クローゼットに閉じ込めてきた。


クローゼットの中で何事かと問いただそうと口を開いた。



「おぃ…んっ?!」


なんといきなり強引に口づけてきたのだ。


何度も深く、深く重ねられ、たまらなくなり胸板を押し返した。


しかし抱きつかれていることもあり、なかなか突き放せない。


反論しようと口を開いたその時だった。


わちゃわちゃと他のメンバーが入ってくる声がした。


あろうことか、リーダーと思しき声が


「あれ、小田切と鈴宮いねーのか?」


とか言っているのを聞いて、声を出そうとした瞬間、陽翔はしっと口元に人差し指を置き、

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