BL短編集


医者が出ていくと、部屋に二人きり、しんと静まり返った。



三井さんは真っ赤な顔で俺の顔を覗き込み、無言で唇を寄せてきた。



俺はそれに応じ、キスをした。



怪我してもなお、幸せだった。
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