The previous night of the world revolution3〜L.D.〜
翌日。

俺は『青薔薇解放戦線』のリーダー、ルアリスと。

同じく『青薔薇解放戦線』のメンバーである女四人と、男が一人ついてきた。

名前はそれぞれ…いつぞやのヴァルタ、それからラシュナ、ヴィニアス、ルアリスのお気に入りのセトナ様とやら、そしてルアリスの執事らしいユーレイリー。

実に大人数である。

なんでも、ルアリスが呼んだらしい。

俺と二人きりで服選びデートなんて悪夢だと思ったんだろうが…それはお互い様というものだ。

その為、今日はルルシーも一緒である。

ということで、今日は計八人で服選びである。

まぁあれだ。皆、ファッションリーダーの俺に指南して欲しいんだよ。その気持ちはよく分かる。

だって皆、ダサいもん。

俺とルルシー以外皆ダサい。

「さて、まずは女性人から行きましょうか」

「はい…」

「俺の行きつけのお店にご案内しますよ」

にこっ、と微笑む俺を、ルルシーは胡散臭そうに見つめていた。
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