Re:Love〜7年越しに愛されて〜
その内殆どは元彼からで読む気すら起きなかったのでそのまま削除した。
あとは妹。
あの日呆れてはいたものの心配の言葉を送ってきてくれていた。
そして意外な事にもう一件、予想外の人から連絡がきていた。
「お客様?支払い方法はどうされます?」
「!すみません…えと、電子マネーで…」
ドキドキと心臓が音を立てるのを聞きながらバーコード画面を差し出す。
精算を終えてありがとうございましたーと言う店員の間延びした声を聞きながら外に出て、震える手でトーク画面を開いた。
[熱、少しは引いたか?]
長い間連絡をとっていなかったのにも関わらず、久しぶりの一言もなくこの短文。
けれど逆にそれが彼らしい。
仁科湊は昔からそういう男だった。