Re:Love〜7年越しに愛されて〜
時折目に入る彼の私物を胸が締め付けられる思いでゴミ袋に投げ入れていく。
いい加減さっさと切り替えなければ。
ある程度終わりが見えたところでゴミ袋を持ち外へ出る。
因みに日菜子の住むマンションのゴミ捨て場は鍵付きで、中で仕切られたスペースに収まるように入れておけばゴミはいつ出しても問題ない仕様になっている為、まだ余裕があるそこに入れ込んでその場を後にした。
人気の少ない住宅街をエコバック片手にのんびりと歩く。
都心からも会社からも大分離れた場所で少し田舎ではあるが、人混みが苦手な日菜子はこの静けさが気に入っていた。
家族からは会社から住宅補助も出ているのだから防犯面も考えてもう少し人通りも多くセキュリティがしっかりした場所に住むよう再三言われているが、近くにコンビニもスーパーもあるしマンションだって一応なけなしのオートロックもあるので今のところ引っ越す気は無い。
家から1番近いコンビニに入ってゼリーやら野菜スープやら食べられそうなものを適当に選び、レジで精算しようとスマホを取り出したところでメッセージが数件来ている事に初めて気付いた。