Re:Love〜7年越しに愛されて〜
唇を離してねだるように言えば、返事もなく横抱きで持ち上げられそのままベッドへ移動して降ろされた。
乗りかかるようにして再びキスをされると、するりと服の中に侵入した手は慣れた手つきで背中のホックを外した。
少し小ぶりだがその分感度の良い日菜子の胸は湊のお気に入りで、執拗に触れられるせいでいつの間にか胸だけで達するようになってしまった。
恥ずかしさで身悶えしそうになるが、湊の満足そうな顔を見てしまった瞬間どうでも良くなる、毎回その繰り返しだ。
初めの頃は痛くないかと気遣わしげだった行為も次第に気持ちの良さを問われるようになり、今では日菜子自ら聞かれずとも口にするようになった。
愛が強いとでも言えば良いのか、湊は行為の際には異様に日菜子が感じられているかに拘る。
だから自分から口にする事で湊も同じように満たされてくれるならこれ以上に幸せな事はない。
「…っ、日菜、好きだ…」
余裕の無い声でそう言われる度にきゅうと胸が締め付けられ、身体も素直に反応してしまう。
湊以上に余裕の無い日菜子は短い母音を上げるばかりで言葉には出来ないが腕と脚を力強い身体に絡ませ必死で応えようとする。
そうして互いに限界を迎え、湊の身体が自身に倒れ込んできたところで日菜子は湊の顔を両手で包み込んでキスをした。
「私も、大好き」
薄れゆく意識の中でそう伝え、幸せに浸りながらゆっくりと目を閉じた。