Re:Love〜7年越しに愛されて〜



日曜日、準備を終えて荷物の最終確認をしているとインターホンの音が家の中に鳴り響いた。

ドアホンを確認すれば約束の人物で、直ぐに降りると告げて慌てて家を出た。


「おはよう」


湊のヘーゼルアイの瞳が柔らかく細められ、ドキリと心臓が高い音を鳴らす。

軽く挨拶を交わし、どちらともなく歩き出す。


今日は徒歩での移動だ。
だから最寄駅で待ち合わせにしようと言ったのだが迎えに行くと言って譲らないので結局お願いすることにした。

ちらりと湊を見れば、白シャツに薄手のジャケットと細身のパンツ。
相変わらずどこから見ても格好いいが、年を重ねたからか隠し切れない色気まで滲み出ている。

身長も180近くあり手足も長い、文句なしの美丈夫だ。

この横顔に一体何度惚れ直せば気が済むのか、そんな風に思っていると不意に湊と目が合った。


< 58 / 179 >

この作品をシェア

pagetop