ずっと     好きな人♡♡
はじまり
樹と朋と別れてから、プールの帰り道歩いた。

人ごみから離れてやっと落ち着いて、瑠依と話できそうになった。

「あ、あのさ」

「何かあった?」
心配そうに瑠依は言った。

シルバーの髪に燦々と太陽の光が降り注ぐ。

瑠依はシルバーが似合う。
夏休み限定なんだけど。

「うん」
何でもないことのようにも思う。
私がモヤモヤしてるだけで。
瑠依といられれば何でもいいと思う。
だけど、付き合ってるって……言葉が欲しい。


「私達って…………さ…………付き合ってるよね?」
瑠依を見つめて言った。
めんどくさい奴に自分がなってる……

「え!?付き合ってんじゃないの?」
瑠依は驚いて言う。

「やっぱりそうだよね……」
安心して言った。
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