幼なじみは過去と能力持ち少女を溺愛中!
「ねえ、癒亜のこと、どう思う?」

「え?可愛くてクールなとこもあるけどいい子だなって思うよ」

「いや、そういうことじゃなくて」

俺は素直にあの時のことを聞いた

「昼休憩の時の」

「昼休憩?」

「そ。あの時、里水の奴らに絡まれてたでしょ」

そう言って俺は話し始めた

「それなのに表情崩さなかったり、慌ててなかったり動揺すらもしてなかったでしょ。それに、癒亜が自分の名前名乗った瞬間に里水の奴ら、顔を真っ青にして、俺たちが行く前からも逃げようとしてたじゃん。それに、少しだけ殺気だしてたし。だから癒亜って何者なのかなって」

俺はそう言って、涼夜の意見を聞いた

「ん〜。俺は別に何者でもいいと思うけどな。癒亜が喧嘩できるっつーのは素直にすげぇと思うし。それに、癒亜自身がなにしてるのか自分から話してもらうのを待つ方がいいと思うよ」
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