『好き』だった


ちょうど、小さな神社を通り過ぎたくらいの時。

「あのさ、」

なんだろう?
お別れの言葉かな?

だったら少し、寂しいな。



「なに?」



「20歳になったら、また会おう」

瑠叶は、なんてことないような、軽い口調で言った。

え?なんでわざわざ20歳?

別に、20歳じゃなくたっていいじゃん。


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