王子様のないしょ話 ~僕は初恋の彼女を溺愛する~
「それより、お姉様、太らないように気を付けてね。舞踏会の時の食事、すごかったわねー。あんなのが毎日出てきたら、ダイエットしないとすぐ太りそう」

 ……ん?

「まさか。舞踏会はお客様が一杯来るから、あんなにたくさんのお料理が出されたんだと思うわ」

「それにしたって、豪華な料理ばかりだったものね。あれが全部出るとは思わないけど、毎日贅沢な食事になると思うわよー」

 ……んんん?

「美味しいお料理が出たら、調理長さん辺りに聞いて、レシピを送ってくれない?そのままを作るのは高級な食材が必要だから無理だろうけど、似たようなものに挑戦して、船長や船員の皆にふるまいたいの」

「わかったわ」

「ちょっと、待ったああああ!」
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