Summer Love

💕
夕日が差している夏場近いとき。

サッカー部、俺と変わってくれないか?

体を動かすだけなら、俺だって得意だ。





「ちょっとまってくれよ………俺は教師だぞ。

夏休み期間中に?

正気か?」




「お願い!!

親の一生の頼みだよ!!

いい飯食わせるから!!

寝床もいいとこ用意するから!!」




子供騙しで、俺が釣られるとでも?

厄介極まりない。

そういう問題ではないのに。

だが、俺は言えなかった。

「もうこれ以上は辞めろ」とは。

なんというか。

心苦しい。

だが俺が断った所で何になる?

聞く耳を持たないぐらい、直行してる。

これ以上は無駄だ。






「夏休み期間中は、研修があるんだよ。

それは上の人が決めること。

無理だ」

「そこを何とか頼むよ……!!

あたしの恩ってのをあんた知らないの?

「柊修」体育教師しぃー。

お金を出したのは誰?

あたし達夫婦なのよ?」







「卑怯で下劣だな」




ーーなーんてことも胸にしまい。




「はぁ…仕方ない。

なんとか校長に頼んでみる。

だけど期待するなよ?」


< 2 / 123 >

この作品をシェア

pagetop