Secret Love 〜カリスマ美容師は幼なじみの年下アイドルを溺愛する〜
神対応

東京での朝、8時半に昨日の女子大生がやってきた。
昨日見た時にすぐにわかっていた。
きつめのくせ毛だということに…

「どうぞ」と椅子に案内をして鏡の前で髪の毛を触ってみる。

「自分の考えはどうしたい?」
「冷静になると…ショートカットって髪をとくだけじゃだめですよね?」
「正直に言うとショートカットにするなら矯正をかけてじゃないと広がるかな、毎日ちゃんと自分で出来ないなら逆に老けて見えるからおすすめはしない、くせ毛だからね」
「はい」

「正直大学生ならもっと勉強にお金を使って欲しいかな」
「ふふっ、普通なら勧めるんじゃないんですか?」
「社会人になったら来てもらえば(笑)」
「じゃあ、まとめやすい長さにカットしてください、ショートカットはやめます」
「かしこまりました」

くせ毛だから伸ばしていると緩くパーマをかけているように見えるから楽をしちゃって…と女子大生は話してくれた。

「ヘアアイロンは使えるの?」
「一応持ってるんですけど正直うまく使えません」
「ごめんね、正直にいうと今の状態はパーマでもないからただのボサボサなんだよね」
「あっ、はい」
「髪に潤いをあげて欲しいんだ、ワックスでもムースタイプでもいいから」

そういうと15cmくらいカットをして前髪も作った。
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