Secret Love 〜カリスマ美容師は幼なじみの年下アイドルを溺愛する〜
爽平にムースの使い方を教わり、サイドの髪はあげた方がいいとハーフアップにしてくれた。
「顔が隠れるのはもったいないよ、少しメイクも教えるね」
しばらくすると昨日とは別人のような明るい顔になっていた。
「凄いです!」
「若いんだから隠すメイクはいらないんだよ、大事なのは保湿と潤い」
店のドアが開いた。
「おはようございます、爽平さん」
「おはよう」
「えっ、昨日の子ですか?」
「そうだよ」
最初に対応したスタッフだった。
「可愛いですよ(笑)」
「ありがとうございます」
「実は僕もショートカットには賛成じゃなかったです、そういう髪型だけ言う男はやめた方がいい」
「あっ、はい…」
「いつでも来てください」失礼しますとスタッフルームに消えていった。
「メイクだけのコースもあるから気軽に予約入れてください」
「はい!」
イスを回して立ち上がるとレジでは3000円でと言われる。
「え、だめですよ、安すぎます、狩谷さんにカットしてもらったのに、凄い人なんですよね?」
「カットのみは正規の金額だよ、気にしないで」
料金表を見せた。
「僕はあまり店にいる事がないんだ、昨日会ったのは藤田さんにとっていい日だったんだよ、来てくれてありがとう、他のスタッフも僕が集めた人材だから安心して施術してもらってね」
「はい!また来させてもらいます、ありがとうございました」
深々と頭を下げて帰っていった。
爽平は急いでスタッフルームに入り声をかけて現場に向かったのだった。
店の戸締りは仕事終わりに怜央にまかせている。
「顔が隠れるのはもったいないよ、少しメイクも教えるね」
しばらくすると昨日とは別人のような明るい顔になっていた。
「凄いです!」
「若いんだから隠すメイクはいらないんだよ、大事なのは保湿と潤い」
店のドアが開いた。
「おはようございます、爽平さん」
「おはよう」
「えっ、昨日の子ですか?」
「そうだよ」
最初に対応したスタッフだった。
「可愛いですよ(笑)」
「ありがとうございます」
「実は僕もショートカットには賛成じゃなかったです、そういう髪型だけ言う男はやめた方がいい」
「あっ、はい…」
「いつでも来てください」失礼しますとスタッフルームに消えていった。
「メイクだけのコースもあるから気軽に予約入れてください」
「はい!」
イスを回して立ち上がるとレジでは3000円でと言われる。
「え、だめですよ、安すぎます、狩谷さんにカットしてもらったのに、凄い人なんですよね?」
「カットのみは正規の金額だよ、気にしないで」
料金表を見せた。
「僕はあまり店にいる事がないんだ、昨日会ったのは藤田さんにとっていい日だったんだよ、来てくれてありがとう、他のスタッフも僕が集めた人材だから安心して施術してもらってね」
「はい!また来させてもらいます、ありがとうございました」
深々と頭を下げて帰っていった。
爽平は急いでスタッフルームに入り声をかけて現場に向かったのだった。
店の戸締りは仕事終わりに怜央にまかせている。