お見合いの場で「おまえは好みではない」と言われた令嬢の攻防戦
キャスリンはにっこりと微笑んで白磁のカップに手を伸ばす。
「さぁ、どうでしょう?」
アーノルドが仮面の下で舌打ちをする。
「おまえの狙いはなんなんだ? たいてい、俺が拒絶した時点で他の令嬢は怒って帰っていったというのに。まぁ、それでも俺の顔を見れば、おまえもこの縁談を断りたくなるはずだ」
アーノルドはフードを脱ぎ自身の顔を覆っている仮面に手をかける。フードの下からは、青みのかかった美しい銀色の髪が現れた。これは王族に見られる髪色の特徴。
「アーノルド殿下のお顔を拝見できるのですね?」
「ふん。おまえもこの顔を見たら、どうせ悲鳴を上げて去っていくのだろう?」
仮面の下から現れたアーノルドの素顔。それは、銀色の鱗のようなものによってびっしりと額と頬を覆われていた。
「これでわかったか? 俺と結婚すればこのような男と子作りせねばならない。おまえの役目は俺の血を絶やさず残すこと。お互い、薬を飲み、無理矢理高めあって交わるだけだ。おまえが痛い、やめろと言ってもやめない。俺は獣になっておまえの腹に精を注ぐ。おまえが、孕むまでな」
それでもキャスリンは、何も言わずにアーノルドを真っすぐに見つめている。
「さぁ、どうでしょう?」
アーノルドが仮面の下で舌打ちをする。
「おまえの狙いはなんなんだ? たいてい、俺が拒絶した時点で他の令嬢は怒って帰っていったというのに。まぁ、それでも俺の顔を見れば、おまえもこの縁談を断りたくなるはずだ」
アーノルドはフードを脱ぎ自身の顔を覆っている仮面に手をかける。フードの下からは、青みのかかった美しい銀色の髪が現れた。これは王族に見られる髪色の特徴。
「アーノルド殿下のお顔を拝見できるのですね?」
「ふん。おまえもこの顔を見たら、どうせ悲鳴を上げて去っていくのだろう?」
仮面の下から現れたアーノルドの素顔。それは、銀色の鱗のようなものによってびっしりと額と頬を覆われていた。
「これでわかったか? 俺と結婚すればこのような男と子作りせねばならない。おまえの役目は俺の血を絶やさず残すこと。お互い、薬を飲み、無理矢理高めあって交わるだけだ。おまえが痛い、やめろと言ってもやめない。俺は獣になっておまえの腹に精を注ぐ。おまえが、孕むまでな」
それでもキャスリンは、何も言わずにアーノルドを真っすぐに見つめている。