キラキラ王子様は最強女子にご執心らしい。
「えっと……何か飲む?」

「うん、ありがとう」

「じゃあカフェラテとかどうかな?ちょうど自販機で前に買ってたのあるから」

「ありがとう」


カフェラテ……か。


なんだか、記憶はないのに玲奈は変わっていなくて、とても嬉しい。


コンコンと部屋をノックする音が聞こえてきた。


「あ!智月さんかな?私出るね」

「うん、ありがとう」



ドアを開ける音が聞こえてくる。そして智月が入ってきた。プリンを持って。



< 122 / 185 >

この作品をシェア

pagetop