キラキラ王子様は最強女子にご執心らしい。
「はい!」


元気に返事をした私たち。

だけど……智月さん、なぜだかそれ以降何も話してくれない……!!



ショッピングモールに到着し、中に入る。


「……ち、智月さん?」

「は、はい……」


どうしたんだろうと思い、ふと彼の顔を見ると、耳が真っ赤になっていることに気がついた。


「ど、どうかしましたか?どうして話してくれないんですか……?」

「す、すみません……」

「い、いえ!言いづらかったらいいんです、別に」


< 130 / 185 >

この作品をシェア

pagetop