キラキラ王子様は最強女子にご執心らしい。
「……れ、玲奈さんアイス食べるの相変わらず早いですね」

「えへへ、アイス大好きなので……」


相変わらずってことは、やっぱり智月さんとは小さい頃一緒にいたってことだよね……。


その瞬間、頭にズキッとものすごい痛みが迫った。


「うっ……」

「玲奈さん!?」


倒れそうになったところを智月さんに支えられて、なんとか頭を打つことはなかったものの……。


今までの記憶と見られるものが、フラッシュバックしてきているような感じだった。



『玲奈さんは素敵な人ですね』


『じゃあクレーンゲーム上手くなって、いっぱいあなたにプレゼントします!』


『自分がなんなのか、よくわからなくて……』


『玲奈さんがいてくれるなら安心ですね』



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