キラキラ王子様は最強女子にご執心らしい。
もう、私が思っていた、知っていた彼とは全然違う。


冷たくなんかなくて、とっても温かい。



「そんなこと言って、私勘違いしちゃいますよ」

「勘違いっていつもいうけど、それしちゃうの俺なんだよなぁ……」


切ない笑顔を浮かべる理人くんに、ひどく胸が痛んだ。


こういう時は、護衛係である私が勇気づけなきゃいけない。

せめて、この気持ちを伝えて彼の恋を応援できるように……!!



「私、理人くんが好きです!!」



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