クールな幼なじみと甘い再会
あ、まって、私保健室の場所知らない。

「ねぇカズマ」
「んー?」

「保健室ってどこ?」


「え?」
動揺半分、呆れが半分。
まあそうだろう。自分で連れだしたくせにって、思って――。
「ははっ」

隣の男が笑う。
「バカじゃんっ!変わってないじゃん…!」
それは、留学前と今がってこと?
めちゃくちゃ腹立つっ……!!
「ってか、カズマこそなんか変だよ」
「変?」

変だよ、初っ端から王子様スマイルで私迎えるわ。英語の紹介は変だわ。

カズマ、恋でもした――?


私の言葉に、カズマがハッとする。
でも表情が読めなくなって、手を握ってそのままどこかに連れてかれる。

ねぇ、何、どこ行こうとしてんの。
私が話しかけるもフル無視。

これじゃあクラスの女の子の話と同じじゃん。



バンッと空き教室に入れられて、突然手が離れる。
「ねぇ、カズマ…」

「……してるよ」
「は?」
「恋、してるんだよ…」

恋?冗談だったんだけど、本当だったなんて……。

だからあんなふわふわして……。
あれ?
でもクラスメイトのコソコソ話だとずっとクールなんだよね?いつも何でもできるんだよね?

『あの子が知り合いだからじゃない?』

っ…!?
まさ、か……。
カズマの好きな人って……。
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