相談室のきみと、秘密の時間
「死ぬ時は家族に手を握っていて欲しい」
「友達に手紙を書きたい」
「行きたい場所に全部行く!」
クラスメイトたちは希望をあるいは絶望をありありと語る。
でも私は死ぬ時に手を握っていて欲しい人も死ぬ前にどうしてもやっておきたいことも無かった。
ただ本心から願うことがあるなら、誰にも知られず誰も困らせずにたった一人で死んでいきたいと思った。
なぜだろう、こんなの普通じゃない。
そんな自分を本当に寂しく思った。
あれから中学を卒業して高1の夏休みの今日まで、なんとか周りに合わせて普通に生きてきた。友達だってできたし、勉強もオシャレも頑張ってる。
でもやっぱり心の中の空白は埋まらないままだった。
私はこの先もこのまま普通に生きていけばいいのかな?
「友達に手紙を書きたい」
「行きたい場所に全部行く!」
クラスメイトたちは希望をあるいは絶望をありありと語る。
でも私は死ぬ時に手を握っていて欲しい人も死ぬ前にどうしてもやっておきたいことも無かった。
ただ本心から願うことがあるなら、誰にも知られず誰も困らせずにたった一人で死んでいきたいと思った。
なぜだろう、こんなの普通じゃない。
そんな自分を本当に寂しく思った。
あれから中学を卒業して高1の夏休みの今日まで、なんとか周りに合わせて普通に生きてきた。友達だってできたし、勉強もオシャレも頑張ってる。
でもやっぱり心の中の空白は埋まらないままだった。
私はこの先もこのまま普通に生きていけばいいのかな?