私の敵が味方に
「サクラのアパートが火事になったニュースやっていたけど今どこに住んでいる?」
「友達のところ」
「一緒に来た子か?」
「うん」
「空気感染するから、さっき話したことを徹底しろよ」
「何のこと?」
「はっ?診察室で話しただろ?あれだけ丁寧に伝えて聞いていなかったのか?」
「……」
あの時は点滴のことで頭いっぱいで全く聞いていなかった
「友達にもうつる可能性があるからな」
「困る…」
「実家はここから離れているのか?」
「もう実家はない」
「そうか…」
両親は高校卒業と同時に事故で亡くなり実家はひきはらった。
「気持ち悪い……」
吐き気が襲い近くに準備されていた袋に吐いていると、男性が背中をさすってくる
「しばらくうちに来るか?この状態で友達と住めば迷惑かけるだろ?」
えっ……
「友達のところ」
「一緒に来た子か?」
「うん」
「空気感染するから、さっき話したことを徹底しろよ」
「何のこと?」
「はっ?診察室で話しただろ?あれだけ丁寧に伝えて聞いていなかったのか?」
「……」
あの時は点滴のことで頭いっぱいで全く聞いていなかった
「友達にもうつる可能性があるからな」
「困る…」
「実家はここから離れているのか?」
「もう実家はない」
「そうか…」
両親は高校卒業と同時に事故で亡くなり実家はひきはらった。
「気持ち悪い……」
吐き気が襲い近くに準備されていた袋に吐いていると、男性が背中をさすってくる
「しばらくうちに来るか?この状態で友達と住めば迷惑かけるだろ?」
えっ……