果実と恋のバスケット
洗い物や片付けを終えると、やっぱりお茶会の時間になる。
甘酸っぱいクッキーを食べて、私は紅茶を飲ませてもらう。
レモンくんはなんと、インスタントのブラックコーヒー。
エプロンを脱いだパーカー姿に、本人の美しさも相まってとても美しく、大人びて映った。
「かっこいいなぁ〜…」
「は、かっこいい?」
レモンくんは驚いたようにこちらを見る。
あ、あれ…?嫌だったかな…?
本心からの言葉だったんだけど…。