果実と恋のバスケット
「大丈夫ですよ!たくさん着込んでいるからです、きっと!」
ブドウくんは私に向けてガッツポーズをしてくれる。
う〜ん…なんだか、着込んでいるっていうほど重ね着していない気がするけど…。
でもブドウくんは元気そうだし、大丈夫なのかな…?
「アンズさん、ここから少し西に行った辺りに、きれいなブドウ農園があるんです!行ってみませんか?」
ブドウくんにそう提案され、私は彼に手を引かれてブドウ農園へと足を向けた。