果実と恋のバスケット
目をパッと開くと、目の前には不安げに眉を下げたブドウくんの姿が。
「えぇっ、いつから!?っていうか、仕事は…!?」
「そろそろ交代の時間でしたから、探しに来ました。にしても…どうやらお悩みのようですけど」
訝しむような、鋭いブドウくんの視線。
思わず肩が震える。
でっ、でもどうしよう…!
勝手に言っちゃっていいのかな…?
それにブドウくんも、リンゴくんのこんな話は聞きたくないかもしれないし…!