果実と恋のバスケット
「あ、イチゴ。ごめんね〜、ちょっと話してただけなんだけど…」
「もう…リンゴ、本当に油断ならないよね!アンズちゃん、一旦一緒に接客してくれない?アンズちゃんがいいってお客さんがいるんだけど…」
イチゴくんがお願いポーズで私にそう言う。
私がいいお客さん…?
誰だろう、5人の中の誰かかな?
私が疑問に感じながらも首を縦に振ろうとすると、リンゴくんが「え、ちょっと!」と止めに入った。
「イチゴ、それって大丈夫?」
「うん!大丈夫って確信があるよ!」
「ならいいけど…」
「おっけー!じゃあほら、アンズちゃん、こっちだよー!」