果実と恋のバスケット



私がやっとのことでパンケーキを食べ終えると、イチゴくんはさっと立ち上がってお皿をゴミ箱に捨てに行ってしまう。




「あっ!ありがとう、イチゴくん…!」





一連の動きがスマートすぎて、驚きのあまり少しつっかえてしまった。





「この程度なんてことないよ!って、あ!」




イチゴくんが驚いたような顔をして私を見て、すぐにちょっと笑いながら口元をトントンと叩く。



あれ、もしかして口元にハチミツが付いてるのかな?




恥ずかしい…!





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