果実と恋のバスケット








長い沈黙が落ちる。





どちらも口を開けずにいる。






レモンくんがチャリ、と音を立ててネックレスに口付ける。







「これ、受け取って」





レモンくんの目が私から逸らされる。



それもそうだよね。



私はきっと、彼に嫌われても仕方がないんだから。





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